Pの整備小屋

大学生でチャリ部副長している人が自転車・世間・日々の体験について語るブログです。

DCYのカーボンハンドル HB-034 のインプレ

こんにちは。

今回は台湾から自転車パーツを販売しているDragonbikeでカーボン製のドロップハンドルを購入したので、そのレビューをしたいと思います。

dragonbike.net

 

購入したモデルはDCY HB-034

DCY HB-034 FULL CARBON ROAD DROP HANDLEBAR 31.8㎜|DCY HB-034 フルカーボン ロード - Dragonbike

DCYはドラゴンバイクで扱っているオリジナルブランドでしょうか?今のところDCYの製品が確認できているのはDragonbikeのみなので、その可能性はあると思います。

OEM製品も送り出しているようで、コスパのいい製品が多いです。

 

 

見た目

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表現仕上げはUD Clearにしました。光沢あります。

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近くで見るとカーボン特有の模様がありますね。デュラエースのリムを思い出しました。(今は手放しましたが)3kの市松模様のような柄よりはこっちの複雑な感じの方が好み。

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形は現在主流のアナトミックシャローですね。

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内側をライトアップしてみました。

カーボン製のハンドルは初めてなのですが、ちょっとレイアップ時の粉がついてる?リボン状に均等にレイアップされており、変なボコボコとかは見られませんでした。

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ステムとデュアルコントロールレバーを取り付ける箇所には滑り止めのザラザラ加工がなされています。

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公式サイトにはデュアルコントロールレバー取り付け部に目盛りが書いてあるのですが、現物はありません。仕様変更? ここは少し取り付けづらかったですね。

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なぜか内側にケーブルルーティングの溝がありました。何故ここか意味不明だということで私は使いませんでした、はい。

 

重量

230 g でした。交換する前の純正ハンドルが310 gだったので80 gの軽量化です。

意外とプレーンなハンドルにしては重量がありました。

 

走行インプレッション

下ハンを握って曲げにいった感じでは、アルミよりは少ししなります。ただ、ブラケットポジションで乗っているときは特に柔らかさは感じません。

素材はT800カーボンですが、カーボンは剛性を素材やレイアップ方法次第で自由にコントロール出来るので、設計を変更しようとすればもっと硬いハンドルに仕上がるかもしれません。

路面の振動の伝わり方としては、同じ空気圧でもアルミハンドルの時に比べて1気圧下げたような感じにマイルドに感じました。さすがに明らかな段差は勿論アルミ同様に振動は伝わります。過信は禁物。

下ハンではしなるので本気のスプリントに関してはアルミよりは向かないと思います。というか、普通の6000番台のアルミハンドルが普通に硬くて優秀だと気づかされました。

硬さのバランスを考えると週末のサイクリングにはちょうど良い具合で、走りに不便さは感じません。(私自身握力がショボいんで...)最初は柔らかいと思いましたが、すぐに慣れました。

エアロバージョンになるとより上下方向にしなりやすくなるはずなので、ロングライドを楽しんだり、シッティング中心の人はエアロの薄い形状の法がいいですね。

 

 

このハンドルが向いている人

初めてのカーボンハンドルで、これが正解かとは言い切れませんが、この値段でも不自由なく使えているのでよかったと思います。

では、どんな人が向いているかとなると、

  • 安く軽量化をしたい人
  • ユルポタ中心の人
  • やや柔らかめなハンドルがほしい人

だと思います。値段自体はかなりお買い得なので遊びで試しに買ってみるのもいいでしょう。私はまさにそんな感じでした。

ハンドルを交換するとここまで変化があるとは知らなかったので、また別のハンドルを試してみたくもなりましたね。

ぜひ参考にしていただければよきです。では。

 

↓ 押してもらえるといいかもです。

 

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